40代の行政書士開業運営、資格取得奮闘日記

オフィスかわしまのブログ。40代後半会社員の群馬県邑楽郡大泉町での行政書士開業、運営日記。そして、ビジネスに関する色々な資格取得の挑戦、応援日記。

お墓について考えてみませんか?墓じまい、改葬について書きました

お墓参りと言えば、現代の私たちにとって、ご先祖様に供養するのに大切なイベントとなっております。春の彼岸、お盆、秋の彼岸、お墓をお参りする機会が年に数回ある方も多いと思います。

このお墓ですが、最近は墓じまいなんて言葉を聞くケースも出てきました。私の身近でも、親戚が墓じまいをするということに出くわしたことがあります。先週の東洋経済でも、お墓に関する特集を組んでいて、墓じまいについても触れていました。

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墓じまい(改葬)ですが、2000年度に6~7万件程度だったのが、2022年には14万件を越える件数になっています。墓じまい(改葬)をする理由には色々あるようです。以下に数点挙げてみます。

  • お参りするお墓が遠方にある方が負担に感じ、やむを得ず、このような決断を下しているケース
  • お墓の跡継ぎがいないため墓じまいを選択されたというケース
  • お墓の維持、管理費がかかるため、負担になる

そして、墓じまいをした後、遺骨を改葬先として選択されているものを数点挙げてみます。

  • 合祀墓、合葬墓に移転する。合葬墓とは、多数の遺骨を一緒に埋蔵するタイプのお墓です。契約当初に使用料を払うと、以後の管理料等がかからないものが多いです。
  • 樹木葬 ほかの人の遺骨一緒に埋葬されます。一般墓と異なり、毎年の管理料がかからないケースもあり、現在多くの方から支持を広げています。
  • 海洋散骨
  • 一般墓 自宅の近くの霊園等に改葬する。

現在は、こちらに挙げた樹木葬等の費用や供養の負担が少ないお墓を選択するケースも多くなっております。皆様も、お時間がある時に、将来的にどのようにお墓を維持されていくのか考えるお時間をとられてみてはいかがでしょうか?

最後になりますが、墓じまい、改葬には、自治体への申請等が必要になります。この手続等に関して、ご要望を頂ければ、お手伝いさせて頂きます。

本日のニュースから 一人暮らしの世帯が増加傾向にあります

1世帯の人数は33年に2人割れ、50年には一人暮らしが44%に…社人研の推計 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

こちらの記事を読んで、人口減少がますます進んでいるなと実感しました。そして、一人暮らしの世帯が増えるということで、行政書士として、出来ることがあるのではないかと考えました。例えば、終活のお手伝い、エンディングノートの作成補助、遺言書の作成補助、その他諸々、一人暮らしの方々の不安の相談にのり、手助けとなるなどです。

日本という国としては、人口減少は決して好ましい状況ではなく、この予測がはずれてくれるに越したことはありません。しかしながら、現実は厳しいのではと思われます。どのような将来になるかは誰にも正解はわかりません。しかしながら、予測が現実になった時に、周りに手助けになる方がいると心強いと思います。行政書士として、出来るだけの手助けをしたいと考えています。

行政書士試験合格のためには独学がよいのか、予備校に行くのがよいのか?

行政書士試験を受験しようと考えている皆さん、勉強は順調でしょうか?世間では、ゴールデンウィークが近づいてきたこともあり、ゴールデンウィークの混雑予想なんてものも取り上げられつつあります。何らかの予定を立てられている方もいらっしゃると思います。家族がいらっしゃる方は、家族サービスも大切でしょう。勉強も当然大切ですが、勉強だけしていればよいと言うわけではないので、メリハリをつけて、連休は過ごされることが肝要と思います。勉強のペースを崩さないようにするのが大切です。

ところで、行政書士の勉強というと、よく話題にあがるのが、独学で試験に挑戦するか、予備校を利用するか、私は、どちらでもよいと思います。独学にしろ、予備校を利用するにしろ、自分で勉強する時間を作らない限りは、結局、問題は解けるようにはならないからです。私自身を考えますと、予備校の講習等は受けずに、独学で合格を勝ち取っています。勝負は時の運という言葉がある通り、その年の試験問題の難易度等にも左右はされるかもしれませんが、あきらめずに勉強して、確実な知識を身に着けた方は合格されていると思います。あきらめずに勉強するのも、確実な知識を身に着けるのも、結局は自分次第です。独学であろうと、予備校の講習を受けようと、それはあくまで手段です。

もう少しで試験まで六か月になるわけですが、色々迷いが生じる方もいらっしゃると思います。自分の選択した勉強法を信じて、あれこれと他に手を出すのではなく、あきらめずに、確実な知識を身に着けることをおすすめします。

行政書士事務所にFAXは必要か?

皆さん、こんばんは。

先日ですが、行政書士登録にあたり、事務所の調査がありました。行政書士の登録をするには、実務をするための事務所を用意する必要があります。事務所は独立性を要求されており、用意した事務所が行政書士会が要求する仕様に合致しているかどうか、行政書士の先生が事務所に来られて、実地調査をされます。

この実地調査の際、色々お話を聞くことができました。その際、気になったのが、支部の連絡はFAXで行われているということ。行政書士をなされている先生は、様々な年代の先生がいらっしゃるので、今現在でもFAXという手段で連絡されているのかなと思いました。将来的には、電子メール等でやり取り等に完全移行する可能性もあるのではと思いますが、現状は、FAXが必須となるようです。

FAXと言えば、設置しようかどうか、様子見の状態でした。とは言え、今回のお話をもとに、FAX番号をとることにしました。現在はオンラインを利用したFAXがあるので、大変便利です。電話回線を引いてのFAXも選択できますが、利便性を考えるとオンラインFAXに軍配があがりました。

所属される行政書士会によっても、状況は異なるかもしれませんが、FAXが必要となる可能性もあるかもしれません。行政書士登録をされる方は、このことを頭の片隅にでも認識されているとよいかもしれません。

行政書士登録にあたり、事務所調査がありました

行政書士の登録にあたり、事務所を用意する必要があります。この事務所ですが、行政書士業務の特性上、業務上の秘密を保持できるような明確な区分が要求されています。そして、行政書士登録する際には、登録者が用意した事務所が実際にそのような要件を満たしているのか確認するための、事務所調査なんてものがあります。

この事務所調査がない都道府県行政書士会もあるようですが、少なくとも、私が登録することになる、群馬県行政書士会では事務所調査がありました。幸い、私が用意した事務所は独立性が確保されている状態でしたので、事務所そのものについては、特に問題になることはありませんでした。

この事務所調査には、所属することになる支部行政書士の先生が来られます。そのため、調査に来られた先生に、今後の業務のこと、支部会の組織に関すること、その他、疑問に思っていることを質問するチャンスです。開業前は、将来への展望もあるでしょうが、同時に不安もあるのが当然と思います。このような機会に、ベテランの先生とお話する機会が得られるのは大変貴重です。事務所調査が予定されている方は、事務所調査前に、疑問点などを整理されておくことをおすすめします。貴重なアドバイスが得られると思いますよ。

行政書士試験 肢別過去問を信じましょう!

行政書士試験で定評なのが、肢別過去問。私もこのブログで、肢別過去問を第一の重点教材として、おすすめしています。


合格革命 行政書士 肢別過去問集 2024年度 [全2733肢を重要度ランクに応じてメリハリ学習](早稲田経営出版)

使用方法ですが、最初は、問題を読み、答えも読み、ひたすら読み進めて下さい。この読み進めでも、初段階では毎日やったとしても、一か月以上かかると思います。ひたすら辛抱で、時間がかかっても読み進めて下さい。

二回目以降は、テキスト及び六法を駆使しして、調べながら一問一問を吟味していきましょう。テキスト、六法で、問題と関連する内容を抜き出すなりして、周辺知識を肢別過去問に書き込みすることをおすすめします。自分だけの肢別過去問ができます。この作業をすることで、記述で肝になるキーワードも、少しずつ頭に入っていくはずです。この方法で、肢別過去問を周回させれば、一つの設問に対する理解が格段と違う状態になります。

そして、余力がある場合は、問題を解く際、〇×を考えるのではなく、回答の解説に書かれている内容を、自分で回答できるレベルを目指すとよいと思います。このレベルまで来れれば、択一だけでなく、記述の結果も期待できるレベルまで達すると思います。

社会人の方は特にですが、勉強に充てられる時間は限られています。時間は無尽蔵にない状況を考えれば、手を出す教材は極力少なくして、手を付けた教材に対して、色々な角度からアプローチして深い理解を得ることを目指すのがよいと思います。

行政書士開業するために知っておくべき税金のこと

行政書士を開業するにあたり、個人事業主になり、確定申告が必要となるという点をこのブログに書きました。先日、インターネットを徘徊していましたところ、こんな書籍が目に付きました。


お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! (サンクチュアリ出版)

 

漫画で個人事業主に必要な確定申告に関する事柄が説明されています。大変分かりやすい本です。文章にとっつきにくいなんて方は、はじめの一歩として手に取ってみるのに最適です。例えば、個人事業主になると、開業届が必要で、開業前に開業に要した費用経費は開業費として仕分けできるなど、知らないと損をする可能性がある事項が諸々です。この本に目を通して、税金について多少なりとも頭に入れておきましょう。私もすでに一読しましたが、復習も兼ねて、今週末にでもまた、読んでみます。