皆さん、こんにちは。群馬県大泉町の行政書士事務所、行政書士オフィスかわしまです。
行政書士オフィスかわしま 群馬県邑楽郡大泉町の行政書士事務所
化粧品製造販売業許可を取得するにあたり、必要となるのが、GQP手順書及びGVP手順書です。これらの手順書ですが、東京都等でモデル文書を用意されています。
GQP手順書及びGVP手順書がどんなものなのか知りたい方は、とりあえず、これらのモデル文書をご覧になられるとよいと思います。
それぞれがどんな手順書で、どんな内容を記載しているのか、おおまかな概観だけでも把握するには、モデル文書に目を通されるのは有効な方法です。
それでは、実際に化粧品製造販売業業許可を取得するにあたり、これらのGQP手順書モデル、GVP手順書モデルをそのまま使用すればよいでしょうか?当事務所ではおすすめしません。
一度、それぞれの手順書を読み進めて頂きたいのですが、自社の現状の運営体制と一致しない点等があるのではないかと思います。
同じ業界で事業を行っていたとしても、それぞれの会社ごとに、会社理念は異なりますし、組織も異なります。仕事の進め方も違うはずです。
このようなことを鑑みると、どんな会社にも通用する万能な手順書モデルを行政側で用意することは、まず無理です。
もちろん、各々の手順書の基本骨格は、これらの手順書モデルを使用可能です。
この基本骨格については、利用するとして、各社の体制、仕事の進め方等を元に、自分の会社流にアレンジされるのがよいかと考えます。
化粧品製造販売業許可は一度取れば、永久に更新なしで済むというものではありません。5年に一度更新の必要があります。
5年後の更新のことも考慮にいれますと、新規で許可を取る際に準備する、GQP手順書及びGVP手順書について力を入れて取り組むべきと思います。各手順書に記載の内容が厳しすぎるのも問題ですし、反対に緩すぎて、問題を発生させてしまっては、本末転倒です。
製造販売業の業務を進めるにあたり、GQP手順書そして、GVP手順書に関連した記録書類等を作成する必要も出てきます。スムーズに業務を進められるように、自社の仕事の進め方等を再確認し、各手順書に落とし込みしましょう。
このように業務を進めることで、5年後の更新申請をスムーズに迎えられるはずです。
尚、このGQP手順書及びGVP手順書の作成について、どのように進めるかお悩みをお持ちの場合等は、当事務所にお問い合わせ頂ければ幸いです。当事務所では、GQP手順書及びGVP手順書の作成経験、化粧品製造販売業許可の更新申請を受けた経験を持っている行政書士がご相談にのります。各手順書の作成のお手伝いも可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。