群馬県邑楽郡大泉町の行政書士事務所のブログ

行政書士オフィスかわしまのブログです。群馬県邑楽郡大泉町の行政書士事務所。代表行政書士は川島友勝(かわしまともかつ)。薬機法関連の申請代行を得意としております。化粧品製造販売業許可申請代行、化粧品製造業許可申請代行等、医療機器関連許認可の申請についてお気軽にご相談下さい。HACCP(ハサップ)等、食品衛生法関連についてのご相談も対応致します。日本にお住いの外国人の皆様のビザの申請等、在留資格関連の申請についてもお手伝い、代行させて頂きます。その他諸々、行政への申請、届出等、お気軽にご相談下さい。

市販薬がコンビニエンスストアで販売しやすくなるかもしれません

皆さん、こんにちは。群馬県大泉町行政書士事務所、行政書士オフィスかわしまです。

行政書士オフィスかわしま 群馬県邑楽郡大泉町の行政書士事務所

 

皆さんは、お薬、どこで購入されますか?

最近は、コンビニエンスストア(コンビニ)でもお薬を取り扱いしてくれているケースもあります。コンビニで取り扱いしてくれていれば、遅い時間に体調不良でかぜ薬が必要だ、といった場合でも安心ですね。

とはいっても、当事務所のある大泉町を考えますと、かぜ薬を取り扱っているコンビニは、私の知る限りゼロです。全国的に考えても、日経新聞に載っていたのですが、日本フランチャイズチェーン協会によると全国5万7000店のコンビニのうち医薬品を売る店舗は23年2月時点で0.7%にとどまっているとのことです。

これは、薬を販売するには一定のルールがあるためと思われます。現在は、薬剤師や登録販売者がいない店舗では、一般用医薬品、いわゆる市販薬を原則取り扱えません。このルール故に、コンビニで薬を扱うのは、現実的に難しい状況なのではと思われます。

 

現在は、このような状況故に、コンビニで市販薬を扱うのが難しい訳ですが、この状況が変わるかもしれません。先日の日経新聞に載っていた記事ですが、同じ都道府県にある薬局の薬剤師らが薬の保管状況や販売手順を定期的に確認することを条件に、資格がない店員だけの店舗や自動販売機でも販売できるようにする、とのことです。

コンビニ、市販薬解禁へ 薬剤師不在でも 鎮痛薬など、夜間・地方で購入しやすく - 日本経済新聞

 

年内にも方針がまとまるようで、2025年に医薬品医療機器等法(薬機法)の改正案が審議されるかもしれません。近いうちに、リモートで、お客様が薬剤師や登録販売者から薬の説明を受けて、コンビニの市販薬を購入する日が来るかもしれません。このような日が来れば、利便性が向上するのは確かです。個人的には大賛成です。ただ、利便性の反面、何らかの問題が発生する可能性もありますので、十分に論議が必要でしょう。

 

行政書士事務所としては、国がどのような流れで、このような販売方法の許可を出すのか、今後の動きを見守っていきたいと考えております。新たな動きがありましたら、改めて、ブログを通じてご連絡させて頂きます。

本件に関すること、その他、許認可等について、当事務所にご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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