40代の行政書士開業、資格取得奮闘日記

オフィスかわしまのブログ。40代後半会社員の群馬県邑楽郡大泉町での行政書士開業準備日記。そして、ビジネスに関する色々な資格取得の挑戦、応援日記。

行政書士の業務について改めて考えてみる

皆さん、こんばんは。

皆さんは行政書士の業務具体的に思い浮かべることはできますか?同じ士業でも、弁護士は裁判で原告、被告の手助けをしている、司法書士は土地の登記に絡んでいるなど、これらの士業については、イメージをお持ちの方も多いかと思います。方や、行政書士、私も以前は名前は知っていても、具体的な業務内容は???というのが正直なところでした。

そして、ある時、行政書士を扱った漫画、カバチタレに出会うことになります。このカバチタレを読み進めていくにつれて、行政書士の業務について知ることになり、行政書士という仕事の魅力に憧れるようになりました。カバチタレは、行政書士の業務を知るのに最適なテキストと言っても過言ではありません。もし読んだことがないという方で、行政書士という仕事に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、こちらの漫画をご連絡になることをおすすめします。


カバチタレ!(1) (モーニングコミックス)

さて、具体的に行政書士の業務について説明させて頂きます。世の中には、行政書士法というものがあります。この行政書士法で、行政書士の業務について、記載しております。

第一条の二 行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類(その作成に代えて電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)を作成する場合における当該電磁的記録を含む。以下この条及び次条において同じ。)その他権利義務又は事実証明に関する書類(実地調査に基づく図面類を含む。)を作成することを業とする。

文面を読むと、少々難しく感じるかもしれませんが、こちらが意味するところは、行政書士が、他人の依頼を報酬を得て、以下の行うことができると言っています。

  • 官公署に提出する書類を作成できる(許認可に関係する書類、行政に提出する届出書、補助金給付の申請書、その他諸々の行政関連の書類)
  • 権利義務に関する書類を作成できる(売買契約書、貸借契約書、その他諸々の契約書、遺産分割協議書、会社法人の設立に必要な書類等)
  • 事実証明に関する書類を作成できる(各種の証明書、許可申請及び届出書の添付書類等)

これらの様々な書類の作成をお手伝いし、更に、代理人として官公署に提出ができます。行政書士は、業務の範囲を自身で広げようとすれば、いくらでも広げることができるポテンシャルを持った資格です。行政書士試験の勉強をされるにあたっては、これらの魅力を改めて見直してみると、よりやる気が出てくると思います。

ところで行政書士の業務については、こちらの本で大変分かりやすく説明されています。お時間がある時にでも、ぜひどうぞ。


そうだったのか! 行政書士