40代の行政書士開業運営、資格取得奮闘日記

オフィスかわしまのブログ。40代後半会社員の群馬県邑楽郡大泉町での行政書士開業、運営日記。そして、ビジネスに関する色々な資格取得の挑戦、応援日記。

行政書士試験を時間内に回答するには

皆さん、おはようございます。

行政書士試験ですが、ご存じの通り、3時間の時間設定があります。この3時間、長いと感じる方もいらっしゃれば、短いと感じられる方もいらっしゃると思います。私が最初に行政書士試験を受験した際は、この3時間あっという間でした。と言うか、時間内に問題を解き終わることができませんでした。いわゆる、時間切れです。

これが、数年受験したところ、時間切れにならず、正解、不正解はともかく、時間内に一通り問題に目を通すことができるようになりました。これはひとえに、行政書士試験が法律を基にした問題であるためです。私自身の生活を振り返りますと、直接的に法律に携わる仕事をしているわけではないため、法律に触れる機会が多くはありません。そのため、法律というものになじみが薄い状態でした。このような状態で、法律を基にした文章を読み進めても、スムーズに読めないのが当然と言えば、当然です。要は、法律関連の文章に読み慣れていないのです。皆さんも、行政書士試験に挑戦されるまで、法律と直接携わる経験をされていない場合、私と同様に、問題文を理解するのも時間がかかってしまうと思います。

それが、時間内に問題文を目を通せるようになったのは、時間配分も当然大切ですが、法律を基にした問題文を速く読めるようになり、理解できるようになったためと思います。そして、このようになった要因は何かと、改めて考えてみると、肢別過去問の繰り返しにあります。肢別過去問は繰り返せば、繰り返すほど、当然ながら理解も深まり、速く解けるようになってきます。この結果が、試験時の問題を素早く理解できることにつながっています。

肢別過去問を繰り返すだけでは合格できないというコメントもあるにはありますが、肢別過去問を素早く解けるだけの理解力がなければ、試験本番で時間内に問題を解き終わることは難しいと思います。これから試験直前期に向かうにあたり、肢別過去問だけでは不安と思い、色々な問題集に手を出したくなる方もいらっしゃるかと思います。その場合も、肢別過去問の繰り返しだけは同時に繰り返すべきです。この作業が、試験問題を素早く理解するための基礎を築いてくれます。

「読書百篇自ずから通ず」です。難しい書物であっても、何度も繰り返して読めば、その意味は自然にわかってくるもので、わからないと思ってすぐに諦めるのではなく何度も読むべきであるとする教えは確かです。試験直前まで肢別過去問の繰り返しは怠らないようにしましょう。