先日、NHKの番組で、終活に関連すると思われる内容を放送していました。
一人暮らしのご年配の方が突然亡くなる事態が発生し、行政側で引き取り手の方を探しました。
しかしながら、引き取り手に関する情報がなく、連絡が取れないため、結果、行政側の判断で火葬にし、無縁墓地にて供養しました。
このような場合、自治体により、対応が異なるようです。
ある自治体では、引き取り手がすぐに見つからない場合は、見つからないことが分かり次第すぐに火葬してしまうようです。
また、別の自治体では、引き取り手が見つかるまで一定期間調査をし、どうしても見つからない場合は、火葬に至るようです。
とは言え、こういった調査をしている間、遺体の保管等に費用が発生することもあり、なかなか難しい問題であるようです。
ところで、先にお話を挙げた、突然亡くなられたご年配の方の件ですが、実は親族が近くに住んでいました。
何らかの理由で、例えば、戸籍が複雑であった等が考えられますが、行政側が親族の方まで辿れなかったようです。
この番組を見ていて、感じたのが、エンディングノートを用意しておくことの大切さです。
仮にエンディングノートが用意されていて、行政の担当者が、その存在に気付いていれば、すぐに親族に連絡が出来たかもしれません。
人の死はいつなん時起こるかわかりません。
そんな、不確かな将来に備えて、終活をする、エンディングノートの準備をしておくことは、必須ではないかなと感じました。
テレビのニュース等を見ていても、明らかに高齢化社会に向かっています。
また、私の近所を見回しても、高齢で一人暮らしと思える世帯が増えているように思われます。
先行き不安がまったくないといったら、そんなことはないと思われます。
当事務所では、エンディングノートの作成をはじめとした、終活に関するご相談も承ります。
一人暮らし等で先行きに不安な気持ち等をお持ちでしたら、気持ちを楽にするためにも、お気軽にご相談下さい。
当事務所で、精一杯の対応をさせて頂きます。よろしくお願いします。