皆さん、こんばんは。
今日は登録販売者について書いてみます。一般にお薬の販売と言ったら、薬剤師のお仕事というイメージがあります。現在ですが、ドラッグストア等で販売されている、一部の市販薬については、登録販売者でも販売できるようになっています。具体的には、かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(第2類、第3類)を販売できます。
受験する要件は特にないため、誰でも受験可能です。実際、試験会場では、若い20代前後と思われる若者から、定年を過ぎたと思われる方まで、年齢層が幅広かったです。一度取得しておけば、現在店舗数が増えているドラッグストア等で勤務する際に活かせると思います。私自身、受験したときは、何かあった時の保険といった意味で考えていました。年配の受験者の方が多いのも、私と同じような心境なのかもしれません。
この登録販売者の試験ですが、全国一律で試験を実施するのではなく、都道府県を数ブロックに分けて、各ブロックごとに試験を実施しています。そして、各ブロック毎に試験日が違うため、複数のブロックの試験を受けるなんてことも可能ではあります。ただ、各ブロックで、試験問題の難易度に違いがあるため、あるブロックでは合格率が低い、あるブロックでは合格率が高めなんてことも生じています。問題の出題傾向も各ブロックで異なります。受験する場合は、このあたりのことを頭に入れて、分析すべきです。どうせなら、合格率が高めのブロックで受験すべきです。
私自身は、埼玉県が属する首都圏のブロックと群馬県が属するブロックで受験経験があります。当初、各ブロックごとに問題のレベルが違うことを知らずに、首都圏のブロックで試験を受けました。その結果、撃沈の憂き目にあい、その後、群馬県の属するブロックで受験して、合格しています。私には、首都圏のブロックより、群馬県が属するブロックの方が問題が取り組みやすく感じました。合格率も群馬県が属するブロックの方が高い傾向にあります。
各ブロックごとの過去問が入手できますので、過去問を比べて、どのブロックを受験しようかと戦略を練るのも一考かと思います。